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カーラッピングをするという選択肢

現在少しずつ認知度が上がっているとはいえ、まだまだ浸透していないイメージのある「カーラッピング」。

しかし、海外では日本よりずっと認知度が高かったりします。

ここで簡単に説明するとカーラッピングとは愛車に車専用のフィルムを張り付け全く別のカラーに変える手段です。

「なんだそんなことか」と思う方もいるかもしれません。

しかし「カーラッピング」には様々なメリットが存在します。

ここではそれを順に説明していこうと思います。

 

①純正カラーに無い色に変えることができる。

例えば貴方が新車を購入するとします。いざ購入してみるとなんだかイメージと異なる。

ここに挿し色があれば全体的に締まって見えるのにな。ストライプ入れたらカッコよさそうだな。など考える方もいると思います。

そういった「貴方の中だけのイメージ」を形として表現することが可能なのがカーラッピングなのです。

それは全体の色を変えることだけではなく、ボンネットのみ、ルーフのみと組み合わせは無限にあります。

色の種類だってグロス(艶有り)、マット(艶消し)、サテン(半艶)、メタリックからカーボンまで多種多様に存在します。

これは塗装にはない強みだといえるでしょう。

きっと貴方のイメージは確かな形となって表現されるでしょう。

 

②元の色に戻すことができる。

これが全塗装との決定的な違いです。

塗装すると元の色に戻すことは不可能ですが、ラッピングであれば剥がすことで元の色に戻すことができます。

違う車に乗り換える際、塗装したわけではない為、査定に大きく響くことなく売却することが可能なのです。

またフルラッピングした色に飽きた際も剥がして元の色に戻るので安心です。

つまるところ、愛車の価値を維持したままカスタマイズ出来るのです。

 

以上の2点が特筆すべきメリットと言えるでしょう。

おまけ程度ですが表面をシートで覆ってしまうため、汚れや紫外線から車を守ってくれるというのもありますが、

ラッピングシートは元々カラーチェンジをメインとして設計されたものなので過信は禁物です。

ここまでメリットを挙げましたが、もちろんデメリットと言えるものもあります。

 

①ラッピングフィルムの耐久年数が2~3年と比較的短い。

近年の異常ともいえる気候でシートももちろん劣化します。

青空駐車だと常に紫外線を受けたり、温度差により劣化も早くなります。

長持ちさせたいのであればやはり屋内駐車とマメな洗車を心がけるとよいでしょう。

また劣化していくと表面にヒビが入り、シートも硬くなっていきます。

そうなると剥がす際に糊が残ったり、塗装まで焼き付いたりトラブルの元となるのでそうなる前に剥がすことをお勧めします。

 

②剥がす際に塗装が剝がれる可能性がある。

特定条件下で塗装が剥がれることが有ります。

ラッピング箇所にキズや飛び石痕、サビなどがある。

ラッピング箇所が既に剥げている。

ラッピング箇所にタッチアップや再塗装を施している。

以上の場合には剥がした際、シートと一緒に塗装が剥がれる可能性があることを留意しましょう。

 

③洗車に気を付ける必要がある。

カーラッピングした車は手洗いすることをお勧めします。

洗車機で洗車するとフィルムにキズが入ったり、端から捲れてしまう可能性が有ります。

そういった意味では洗車に気を使う必要性が出てくるでしょう。

 

以上のようなデメリットが挙げられます。

 

まとめとしては

カーラッピングは車の価値を維持したまま自分好みのカラーチェンジ、ドレスアップが出来る。

カーラッピングにしか表現できない色味や艶などが存在する。

一方で長期間の運用は想定していないというデメリットがある。

といったところでしょうか。

ここまで読んだうえで、気になった事・不安に思うことがあればお気軽にお問い合わせください。

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